三州産53A燻し瓦
数珠掛海津鬼に破風は千枚袖。このやり方は初めてでしたが、通常の御堂と比べて全体的にすっきりした印象になりました。
全面樋は無い為、下屋の雨が落ちる地点の前後3枚は雨落瓦を付けました。
三州産本葺き9寸平使用
大棟経の巻1尺3寸、降り棟1尺2寸、隅棟1尺1寸
山門に鐘を吊った楼門様式の建物でした。
6月から7月の工期で雨に泣かされました。
すぐ近くが海岸で塩害、また高さが高い為、台風による強風の影響を考えて、施工しました。
延長30mの角桟冠瓦1枚葺きの塀瓦です。
三州産64判燻し瓦
御所鬼に鳥衾を付けました。
塀瓦は京花万十軒瓦に熨斗2段に素丸。
棟が目の高さで通りと高さが見透せるので、気を使って棟積みしました。