今日、7月7日から明善寺本堂にかかりました。
正面、流れの不陸もほとんど無く胴縁の横桟木だけで済みました。
今回は、三州産粘土瓦53判を使い、軒は3,5寸万十、箕甲部は、千枚袖の予定です。
破風の桁行きが短く、流れの真ん中近くまで入った屋根です。
破風が手前で落ちていたため、妻側に雨を流す駒落ちにしました。
素丸2本葺きで素葺き完了です。しかし、連日の猛暑日でウンザリしますが、漆喰もあっという間に乾くため、置きながらの施工です。
鬼は数珠掛の海津鬼です。
台熨斗2段、割熨斗6段、亀衾の仕様です。