中公文庫
明治の東京神田で棟梁の家に生まれた著者の自伝です。
大工の修業の後、早稲田大学で建築を学び会社を設立した経緯から、明治から昭和までの職人の気質の移り変りや、企業としての変遷を記した、貴重な内容の本でした。