先日、今年度後半に着工予定の本堂の既存解体工事の前に、鬼瓦の撤去、保管を依頼されましたので、出かけて行きました。
合計10個の鬼を割らないように用心した作業になります。
赤土を練ったタタキ(三和土)とモルタルでガチガチに固めてあり、大バールで慎重に取り外しました。
長年屋根の上で、暑さ、寒さに耐えながら座っていてくれた鬼瓦に敬意を表したいと思います。(笑)
この鬼は、形、状態も良く保っていて、もう一度焼いて、燻しをかければまだまだ使えます。
今の住宅建材の中で、瓦は永久に廃棄物になり得ない、地球に優しいエコ製品ですネ!