「お日さん 雨さん」 かねこみすず
ほこりのついたしばくさを、雨さんあらってくれました。
あらってぬれたしばくさを、お日さんほしてくれました。
こうして、わたしがねころんで、そらをみるのによいように。
小学校1年生の長男の宿題『たのしいおんどく』の中の金子みすゞの詩です。
1日に、1つの詩を暗記して憶えるのを、夜、子供と一緒になって朗読します。
この短い詩の中に、大人とはまた違う、子供なりの空想の世界が広がります。
俳句や短歌もそうですが、わずか数行の文字の中に無限の世界を感じるのがなんとも良いですネ!
感受性の豊かな子供はすぐ憶えます。それにひきかえ、父は最近、ものおぼえが悪く、人の名前がなかなか出て来ません。
子供に算数を習う日も遠い日の事では無いと思います。(汗)