文春文庫
三島由紀夫の自決の一年前に出た本です。
信義、礼儀、作法、安保問題、著者の考えていた国家観や哲学がわかり易く書いてあります。
この前、前航空幕僚長の懸賞論文が問題になっていましたが、部分的には共感出来る所もあり、全てが間違っているとは言えないと自分的には思います。
今の自分の歳45才で自ら終止符を打った三島由紀夫と、見方によっては通じる、自衛隊、安全保障の考え方の相違が表面化した問題ではなかったでしょうか?・・・。