無事、上がりました。白い部分は漆喰仕上げです。
ちなみに鬼の寸法を間違った訳ではありません。これはこれでアリのスタイルです。
棟束があたった為、大工さんに切ってもらい、仰向けにならないように枕を敷きました。
真ん中の経ノ巻は、二分割のため後付けです。
これで完了です。
今回の鬼立ては、ひさびさに一苦労しました。
三角の白い部分に丸い寺紋が入ります。
既製の標準的な鬼に比べるとコスト的には倍近くアップしますが、ここで削ると仕上がりに大きな差が生まれます。かといって予算も限られていますが、請け負った仕事です、お寺さん、檀家さん、工務店さんに言い訳は通じません。顧客満足度120パーセントがモットーですから。