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シネマな道中『 チェ 28歳の革命 』

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『感動したッ!!』 by小泉純一郎

先日、現場に移動中、佐世保の映画館で見たかった映画が最終上映日だったので観て来ました。

「感染列島」じゃなく、「28歳の革命」の方です。チェ・ゲバラ、名前だけは知っていましたが、革命家という事意外は知りませんでした。

ウィキペデイアによると、アルゼンチンの医学生だったゲバラは友人と2台のバイクで南米を旅して行く内に貧困や、差別、アメリカからの圧力、搾取を目の当たりにして、その後若き日のカストロ議長と運命的に出会い、後のキューバ革命を成し遂げた英雄という解説になっています。

映画は、そのキューバ革命前の、南米のジャングルを先住民と一緒に政府軍と戦い、転戦しながらついに、ハバナに侵攻して行くところで終わりましたが、後はパート2「39歳別れの手紙」に続くそうです。

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この映画の前にも「モーターサイクルダイアリー」というタイトルで南米をバイクで旅した映画があったそうですが、観ていません。

一般には、カストロ議長の方が、現在もニュースで流れてくるので知名度はあると思いますが、映画の中のゲバラは、裕福な家庭の医学生だったにもかかわらず、自ら困難な道を選び、戦場でも本を読み、原住民に文字を教え、負傷した兵士を治療し、決して見捨てず、最後まで諦めない姿が描かれていました。

国連総会の壇上に軍服姿で立ち、アメリカを名指しで痛烈に批判し、革命の正当性を堂々と演説する上のポスターにもなっている姿に感動、鳥肌がたつ思いがしました。

この前、ローマの経済会議まで行って日銀総裁の横で訳のわからない記者会見をした中川前財務大臣のニュースが流れていましたが、ブログ書中で、はなはだ僭越ではありますが、是非ともDVDを買われてでも観ていただきたいと思います。