今日から降棟にかかりました。
足場上で漆喰下塗りの状態で鬼の上下をボルト組み、小屋組みから銅線を出し、固定しました。
桟打ちの際、あらかじめ小屋組みの母屋から降り鬼を緊結する線を出しておきます。
降り棟の総重量をこの母屋にもたせます。屋根の修繕で多いのが降り棟のずり下がりです。
上の鬼の写真では解りにくいですが、鬼下の瓦を削って丸の小口に鬼の前面が食い込むように沈めて過重を下の瓦にもかけています。
上下ボルト組みの後に紋を取り付け、棟が仕上がってから仕上げの漆喰を塗ります。