今日は工務店の依頼で、本堂の屋根瓦の補修、点検に行ってきました。
葺いて13年になる一体型本葺瓦ですが、現在この瓦の窯元のメーカーはありません。
形状と寸法が一緒の瓦を差し替えましたが、使う側も責任がありますので、せめて瓦の耐用年数くらいは製造する側も責任をもって作って欲しいと思います。
隣に建つ庫裏の屋根は本堂以上に古く、剥いでみたらこの状態でした。
海岸のすぐそばのお寺ですが、塩害が相当影響していると思います。
雨漏りもしている状態で、お寺さんにこの瓦を下で見てもらったら、びっくりされていました。
あと1ヶ月もすると梅雨に入りますが、普段からの点検、補修が屋根瓦には欠かせません。