今日は、朝から島原のシンボル島原城の現場に入りました。
今の天守閣は昭和39年にRCで再建した、中が展示室になった建物です。
今日も昼間は、観光客の車で駐車場は満車状態でした。
地元にいながら天守閣まではなかなか登りませんが、地方の過疎化が進むなか、島原には貴重な文化遺産が数多く残っていますので、もっと積極的にPR、プレゼン活動を展開すれば、噴火前の活気や賑わいが復活するのではないでしょうか。
今回の仕事は、御堀の石垣の上に立つ塀の部分補修300枚と、西の櫓、歴史資料館の補修、メンテナンスです。
屋上緑化になりかけた正面千鳥破風の屋根です。
ここまで成長すると、根が相当深く瓦の中の土に侵入しています。
これを根こそぎ抜こうとすると、瓦まで持ち上がって付いてきます。
谷に自生した雑草です。
RCですので、室内には雨漏りしていないと思いますが、下地は腐食している可能性があります。