先生いわく上達する近道は、どれだけその曲に思い入れがあるかどうかが鍵だとのアドバイスがあり、それもそうだと思いレコード屋さんにコードブックを探しにいきました。
買ったのは、今年60歳の還暦を迎える矢沢さんのコードブックです。
先週のNHKの「ソングス」に布袋さんと出演されていましたが、相変わらず年齢を感じさせない歌声とパフォーマンスは健在でした。45歳で腹が出てきだした筆者とは大違いですが、私のロックの原点と言えるバンド「キャロル」の楽譜を見ながら、この音符の配列にメロディーが隠されている事に、30年経った今でもあらためて尊敬、脱帽した次第です。
300曲以上載っている中で簡単なコード進行の曲を探した結果、比較的シンプルな5コードで納まっているこの「安物の時計」を課題曲に選びました。
この曲は確かソロデビューアルバムに入っていた初期の曲ですが、ゆっくり流れるバラード調の曲で個人的にも気に入った曲です。
次号に続く。