『私の手が語る』 挿絵より
『 私は、他人の真似をするのが大嫌いである。 』
本田宗一郎氏の言葉ですが、バイク好きの方なら御存知でしょうが、70年代後半にバイクに興味を持って以来、今も乗っていますが、試験場で乗った実技の車両がCB750でした。
カワサキより数年前に出たホンダのCB750ですが、最初の直列4気筒のナナハンだったと思います。
ヤマハは、モトクロスや、2サイクルのレーサーがレースで活躍していました。現在のモトGPのずっと前の時代です。
カワサキもZ以前はW1、W3の4サイクル2気筒、2サイクル3気筒のマッハの時代です。
この項で本田宗一郎氏が、「企業の体質を危ういものにするのは依頼心である」と書いています。
車は今や、機械、電気関係が複雑、細分化されて自分の専門分野以外の不具合に原因があると、その分野の担当に責任転嫁してしまうという危険性があると書いてあります。
次号に続く。