晴葺雨読(予定) 『 天草回廊記 』 示車右甫著 文芸社
これも先日のブックオフ久山店お買い上げ品です。
その前の高村薫さんの「新リア王」も読み終わらないうちに買ってしまいました。
上巻をパラパラめくると、ストーリー的には織田信長、豊臣秀吉の時代を前後しての隠れキリシタン、天正遣欧使節団、その後の天草四郎に代表される島原の乱の頃の時代小説です。
他の登場人物は、龍造時寺隆信、有馬晴信、大村純忠、島津義久、そして天草四郎。
私の田舎、島原を舞台にした物語ですから、地元の歴史を勉強するつもりで読めそうです。
「島原の乱」で有名な島原城、その中の櫓、現在補修工事中の北村西望記念館の前に建っている天草四郎の銅像です。
長崎の平和公園に建つ平和祈念像と同じく、島原が産んだ巨匠、北村西望翁の作です。
昭和35年の完成という平和のシンボル、「平和祈念像」ですが、聞くところによるとモデルはプロレスラーの力道山だそうです。
島原の乱の舞台の一つ、原城の近くには北村西望氏の生家があり、作品や当時の思い出の品を展示したミュージアムになっています。
しかし、いつ見ても惚れボレするような肉体美です。ここまで鍛えた体を維持していくには、相当なストイックな自己管理と筋トレが欠かせないと思います。