中央公論社発行(昭和52年版)
また、明日から福岡まで1ヶ月の旅仕事です。
瓦屋に、雨はつきものですが泊り込み先での雨には困ります。ギャンブル運は全く無いのでパチンコはしません。そんな時、良く行くのが大手古本チェーン何とかオフです。まさに晴耕雨読です。
上の本もたしか福岡の古本屋で見つけた1冊です。100円です。安いです。1日はまります。
鹿児島県の枕崎の近くに、坊津という町があります。
去年の11月、鹿児島に行った帰りに、はじめて立ち寄りました。
昔、映画「007は二度死ぬ」のロケ地になった所です。(たしかボンドガールが浜美枝さんでボンドカーがトヨタ2000GTだったような)。
そのまた大昔、ここから遣唐使船が遠い異国の地をめざして出発した最後の寄港地だったそうです。
「天平の甍」は中国の高僧鑑真和上が遣唐使船で何度も遭難、失敗、最後には失明しながら日本に渡って来て奈良に唐招提寺を創建し、仏教をひろめた偉いお坊さんの物語ですが、南方の島を経由して最初に上陸したのがこの坊津だそうです。(近くの資料館で勉強しました)。
東シナ海に落ちていく夕日を見て帰りたかったのですが時間が無く、帰路につきましたが、また、行ってみたいと思う場所です。
雨の夜、旅先のアパートで飲む酒は薩摩白波です。お湯割です。ロクヨンです。本の表紙を見ながら思い出す旅の思い出でした。