2月12日付の日本経済新聞に作家の北方謙三さんが書いたある文章に目が留まりました。
私と読書というコラムでの言葉を紹介します。
『私と読書』
邪念の無い切実な読書は心の中に街を作ってくれる
(中略)
心の街は本を読むたびに広がっていく
心の中の街でいつしか豊かな生活が営まれていく
読書は心の中にアナザーワールドを作るということだ
心の中の街があなたの「人間の力」を大きくしてくれる
本を読むということは 自分と向き合うことである
そして小説は、人間の影に光を当ててくれるのだと僕は思う
最近はハードボイルド小説から中国の時代小説にまで幅広い分野で書かれていますが、まさに読書は心に街を作ること、いろんなジャンルの本を読む事で自分の活動する幅を広げてくれるのが読書だと思います。