天満宮から歩いて約15分、ここは太宰府政庁(都府楼)跡です。
案内板によると、7世紀頃に九州統治の役所にあたる政庁がここだったそうです。
ちょうど奈良の平城京のような規模の伽藍があったそうですが、今は礎石があるだけの公園になっています。
正面の山が四王寺山で、大野城と言う大昔にあったお城の跡があります。
20年前、近くに住んでいた時に散歩がてら、よく来ていました。
公園の近くに政庁の今でいう官僚のトップ筑前守、山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ歌碑が建っていました。
春さればまず咲くやどの
梅の花ひとり見つつや はる日暮らさむ 山上憶良
次号に続く