『 V型自分のバイクの説明書 』 by yareis yareis (ヤレヤレ)
ここ最近、夜はずっとこの本を読んでいます。
未知なる機械をマスター、自分の物にするためには、一つ一つ理解して、どんな構造でどうやって動いているか把握してしまわないと、本当の意味で乗りこなす事は出来ません。
基本的な部分は並列四気筒と同じですが、別体型ミッションとクラッチ内部の構造は、ほとんど素人です。
ただ今回、不具合が出たお陰で、プライマリーケースの内部をより深く理解する事が出来ました。
30年前の機械ですから、当然マイナートラブルは出て来ます。それを自分の手で直せた時の感覚を憶えてしまうと、故障もある程度は楽しめると思います。
故障して、ただ単にいやな気持になって業者任せで終わらせるか、良い勉強の機会ととらえ、次からは自分で直せる様に、見て聞いてマスターしようとするか、気の持ち様でその後のバイクとの付き合いの濃さと深さが違ってくると思います。
畑は違えど、職人見習いの心得は、「習うより慣れろ」「見て覚えろ」が基本です。解らない事があれば、自分から訊いて行かないと誰も教えてくれません。
手際の良い整備スタッフさんのそばで、じっと見学させていただきましたが多分、相当やりにくかったと思います。
しかし、今後の事を考えると、どんな原因でこうなったかというのを把握、理解しないと自分の力になりません。御理解の程、宜しくお願いいたします。