オークションの写真更新のため、ジャッキを下ろし、ホイールを付けて洗車ワックスがけ、久しぶりにピカピカになりました。
曇っていたメッキもコンパウンドで磨くと、徐々に光り出しました。
50年前のドイツ車とは思えない、シンプルでスタイリッシュなデザインです。
リアエンジン、リアドライブの、後から押し出される感じの加速は、ビートルならではです。
こうやって久しぶりに引っ張り出すと、また車検をかけて乗ってみようかなあと思ったりします。
まさに男の仕事場といった感じの室内です。カーナビもCDもラジオもありません。あるのは三角窓だけです。
この天然でエコなシステム、走っている間は良いんですが、渋滞にはまってしまうと最悪です。しかもシートは黒革、この季節なら軽く50℃位いくんじゃないでしょうか?
乗る時は、団扇とバスタオル、シートにはタクシーの運転手さん御用達の、数珠で編んだ通気マット。1時間も乗ると汗だく、永ちゃんのコンサートの帰り道状態です。
家の子供はとうとう、廃車するまで、この車に乗る事を嫌がりました。
今のエコと言われる車も家も、電気を消費する事を前提で作られていますが、エコの元祖的なこの三角窓、是非とも復活してもらいたいと思います。