『 御堂作業日誌1 』 ~ページ15~
桟木の重ね打ちで4寸(約12センチ)上げて、母屋の修正合わせて鎖弛みを実現出来ました。 手間はかかりましたが、屋根に厚みが出来、理想的な屋根に仕上がりました。
『 御堂作業日誌1 』 ~ページ14~
大棟の耐震化のため、野棟を取り付けました。 野地から1m近く棟が上がってくるため、この角材が棟の背骨の役割を果たします。
『 御堂作業日誌1 』 ~ページ13~
正面の屋根仕舞いが終わりました。 母屋で修正出来る範囲で直しました。後は桟木での野地修正です。
『 御堂作業日誌1 』 ~ページ12~
刀根地、袖地を葺き終わりました。
平成25年 瑞雲寺 本堂 (長崎県平戸市)
築35年のRC造本堂の降り棟改修工事です。
『 御堂作業日誌1 』 ~ページ11~
今日から箕の甲部の掛け瓦施工に入りました。
『 御堂作業日誌1 』 ~ページ10~
『 御堂作業日誌1 』 ~ページ9~
今日から桟木打ちです。 瓦は奈良の一体型本葺き瓦です。 現在ある一体型では、草分け的ブランドです。この包装紙を見ると、修業時代の頃を思い出します。 最近は、本堂に本葺きする仕事も減ってしまいましたが、予算と工期の都合上ど […]
『 御堂作業日誌1 』 ~ページ8~
今週から、正面向拝部分の野地解体、桔木締め直し、野地板張り替えの予定です。 野垂木と桔木を取り払うと、化粧垂木と縦張りの化粧板だけになります。 この状態で軒先をジャッキアップして、左右隅先を若干反らせました。 向拝の破風 […]
『 御堂作業日誌3 』 ~ページ2~
鯱の取り外しは困難と思いきや、意外と簡単に外れました。 中で支えていたのは、この鉄の棒でした。 棟木に打ち込んだこの支持棒、錆だらけでしたが結構効いていました。 鬼瓦に比べて意外と風化しておらず、まだまだ使えそうです。 […]
『 御堂作業日誌3 』 ~ページ1~
今月に入り、3件目のお寺の仕事です。 今月は4つの台風に振り回され、全ての工事が延び々となりました。 台風一過の週末からこの先1週間の天気予報は雨マークも無く、怒涛の仕事モードになりました。 千鳥破風に和型の唐破風、大棟 […]
『 御堂作業日誌1 』 ~ページ7~
野地板は化粧板以上に温度湿度の影響を受けるため、出来るだけ赤みの多い杉板を使うようにしています。
『 御堂作業日誌2 』 ~降り棟改修工事~
毎週のように来襲する台風のため、延期になっていた長崎の平戸の本堂が、やっと今日終わりました。 躯体がRCのため、素丸にアンカーボルトを打ち込んで、寸切ステンボルトとホルマル銅線で補強しました。 台熨斗が割熨斗だったため7 […]
『 御堂作業日誌1 』 ~ページ6~
今日から木工事です。 養生対策のため、作業する部分の野垂木を切断して屋根を開けました。 軒先をジャッキアップして桔木を締め直し、軒の通りを修正します。
『 御堂作業日誌1 』 ~ページ5~
台風一過、昨日はシート養生に終始しました。 心配した強風も、幸い大した影響も無く、今日から野地板解体です。