『 御堂瓦葺き工事 』 ~その8~

今週から下屋工事です。 連日の猛暑からしばらく、逃れられそうです。 複雑な造りの屋根のため、考えさせられました。
『 御堂瓦葺き工事 』 ~その7~

隅棟に移りました。 鬼は1尺3寸で、捨て熨斗3段の割り熨斗それぞれ2段と3段に、8寸幅の亀衾で仕上げました。 4本目まで無事完成いたしました。 御堂本体が終わりました。 来週からは、下屋の屋根工事です。
『 御堂瓦葺き工事 』 ~その6~

今日から降り棟の施工に移りました。 捨て熨斗3段に割熨斗4段で完了しました。 1本目終了です。 天気が良過ぎて南蛮漆喰がどんどん乾くため、間髪入れずに葺かないとすぐ固まってしまいます。
『 御堂瓦葺き工事 』 ~その5~

大棟8段目の施工状況です。 熨斗12段目で完了しました。 棟込み紋も丁度良い大きさで、バランス良くおさまりました。 今日で大棟が終了しました。 今年の梅雨はなかなか雨が降らず、工程的には助かりますが、連日の真夏日ですでに […]
『 御堂瓦葺き工事 』 ~その4~

箕の甲は素丸だけでおさめました。 巴瓦の角度も10度前後の緩い角度です。 大鬼の足は、荒目流しの経の巻きです。 鬼瓦は、2尺5寸の蛇の目経の巻きです。 台熨斗1段目に移りました。 12段位は積めそうです。 この段階で約2 […]
『 御堂瓦葺き工事 』 ~その3~

今日から箕の甲部の掛け瓦施工に入りました。 この部分も全て乾式工法です。 巴瓦は金鎖ビスで緊結、平瓦も空葺きです。 箕の甲の落ちが浅いため、素丸だけでおさまる予定です。
『 御堂瓦葺き工事 』 ~その2~

今日から軒瓦の施工に入りました。 巴瓦はステンレスビス留めです。 以前はホルマル銅線で緊結していましたが、谷板金の腐食同様、銅線自体の腐食の問題もあり、最近はこの仕様に変更しています。 軒付けの後は平部の瓦葺きです。 降 […]
『 御堂瓦葺き工事 』 ~その1~

今月から、長崎市内の御堂の現場です。 使用する瓦は、奈良産一体型本葺き飛鳥瓦です。 縦桟工法なので、縦桟の通りが重要になってきます。 鎖弛みで横桟を打ちます。野地修正の作業は手間がかかりますが、これに手間をかける事により […]
『工事実績更新しました。』
平成28年 桃原寺 本堂 (長崎県諌早市)

三州産一体型本葺き瓦を使用しました。 鬼瓦は、経の巻の獅子口の漆喰仕上げです。
平成28年 阿蘇神社 拝殿 (長崎県諌早市)

三州産粘土瓦深切両2寸切落瓦を使用しました。 神社の拝殿としては、めずらしい形態の屋根です。
平成28年 唐人屋敷跡 蔵の史料館 門 (長崎市)

先日の赤い門、無事完成いたしました。 瓦は淡路産64判粘土瓦です。
『 御堂作業日誌 』 ~その7~

雨切熨斗が終わりました。 今日で全行程が完了し、無事に完成いたしました。 屋根工事に御協力いただいた皆様に、心より深く感謝申し上げます。
『 御堂作業日誌 』 ~その6~

隅棟1本目を施工中です。 4本目隅棟が完了しました。 残すは、雨切熨斗のみとなりました。 丸4ヶ月かかったこの現場もやっと完成いたします。
『 御堂作業日誌 』 ~その5~
今日から降り棟です。 上下移動なので、かなり体力を消耗します。 4本目の降り棟が終了しました。 明日から隅棟です。