『ぶ ら り 太 宰 府』 其の六(観世音寺の巻2)
「子等を思ふ歌」 筑前国守山上憶良(山の上のおくら) 観世音寺(太宰府市) 瓜食めば 子ども思はゆ 栗食めば まして偲はゆ いつくより 来たりしものそ まなかひに もとなかかりて 安眠(やすい)しなさぬ 「反歌」 […]
晴葺雨読 『 日本の匠-六十三人の棟梁と語る 』 中村昌生著
学芸出版社
晴葺雨読 『 俺が、つくる! 』 岡野工業㈱ 岡野雅行著
中経出版 「岡野語録」 其の壱 「3Kだから製造業は儲かる」 其の弐 「技術は見て盗むもの」 其の参 「大企業に言われっぱなしではなく、捨てゼリフを言うぐらいでないといけない。」
『 一 期 一 会 』 ~「旅の途中で」~ 心に残るあの言葉№7
「 旅の途中で 」 高倉健著 平成15年 新潮社 「日本刀がとっても好きなものですから・・・」 刀の持っているたたずまいというか、力強さというか、気品というか(中略) 刀鍛冶がこめた気迫が、何百年 […]
『 一 期 一 会 』 ~「日本人らしく」~ 心に残るあの言葉№6
「 日本人らしく 」 薬師寺管主 高田好胤著 昭和51年徳間書店 第一章 色即是色より 「色即是空、空即是色」 「物で栄えて心で滅ぶ」
『 一 期 一 会 』 ~「蓮如」第6巻~ 心に残るあの言葉№5
戒壇院(太宰府市) 丹羽文雄著「蓮如」第6巻から 「それおもんみれば、人間はただ電光朝露の夢まぼろしのあひだの、たのしみぞかし。 たとひまた、栄花栄躍にふ […]
『ぶ ら り 太 宰 府』 其の五(太宰府政庁の巻2)
あをによし 寧楽(なら)の京師(みやこ)は 咲く花の薫(にほ)うがごとく 今さかりなり 小野 老 (をののおゆ)
晴葺雨読 『 私 の 履 歴 書 』 鬼塚喜八郎著
平成3年 日本経済新聞社 オニツカ タイガー(現アシックス)創業者、鬼塚喜八郎氏の波乱に満ちた自序伝です。
「島原城現場作業日誌」 №4
ナゼに、ここまで崩れたか? 躯体はRCですが、棟といい、屋根といい、不思議ではあります。 どうやったら、ここだけ割る事ができるか? 予備瓦を探してお城の中を捜索しないといけませんが、多分無いと思います。
家に傘差す生業 『瓦屋』の点検ノート№5 福岡支店の巻
ここは、福岡市東部にある病院の中の建物です。 工務店さんと9時に現地待ち合わせ。早速屋根にハシゴを架けて上がってみました。 玄関の銅板葺きの上の一文字軒が数枚落ちていました。 剥いでみると、御覧の様にベニヤの桟木が腐って […]
「島原城現場作業日誌」 №3
福岡と同時進行で工事している島原城ですが、じっくり見て回ると、けっこう傷んでいます。 まず、松葉掃除からかかりました。 なぜか、厚熨斗3段、薄熨斗1段に捨て熨斗・・・。 こうなると、落ちるのは時間の問題です。
『ぶ ら り 太 宰 府』 其の四(観世音寺の巻)
都府楼はわずかに瓦の色を看(み) 観世音寺はただ鐘音を聴く 菅原道真 太宰府政庁の右隣数百メートルに建つ観世音寺です。 天平時代には、金堂や […]
『ぶ ら り 太 宰 府』 其の参(太宰府政庁跡の巻)
天満宮から歩いて約15分、ここは太宰府政庁(都府楼)跡です。 案内板によると、7世紀頃に九州統治の役所にあたる政庁がここだったそうです。 ちょうど奈良の平城京のような規模の伽藍があったそうですが、今は礎石があるだけの公園 […]
「島原城現場作業日誌」 №2
こんな箇所が数ヶ所点在しているわけですが、普通に補修すると新旧、古い瓦と新しい瓦が混在して、見苦しくなります。 こういった場合、目に付かない面を剥いで古い瓦同士寄せて葺き、新しい瓦を見えない部分にもって行くと違和感があり […]
職人的漢詩の世界 『 馬 耳 東 風 』 李白編
吟詩作賦北窓裏 萬言不直一杯水 世人聞此皆埠頭 有如東風射馬耳 詩を吟じ 賦(ふ)を作る 北窓(ほくそう)の裏 萬言(ばんげん)直(あたい)せず一杯の水 世人此れを聞きて皆頭(こうべ)を埠(ふ)る 東風の馬耳を射るが如き […]