現 代 版 『 甍 の 波 』 事 情

林田家2002 「♪甍の波と雲の波♪」 「♪屋根より高い鯉のぼり♪」。 最近は屋根瓦の波から結晶型シリコン、または薄膜型シリコンの太陽光発電ソーラーパネルにとってかわられようとしていますが、やはり日本の屋根には1000年 […]

 『 た の し い 音 読 』 漢詩の巻

 春 望   杜甫(712~770) 国敗れて 山河あり   城春にして 草木深し 時に感じては 花にも涙を灌ぎ 別れを恨みては 鳥にも心を驚かす 烽火 三月に連なり   家書 万金に抵(あた)る 白頭 掻けば更に短く  […]

 家に傘差す生業 『瓦屋』の点検ノート№1

今日は工務店の依頼で、本堂の屋根瓦の補修、点検に行ってきました。 葺いて13年になる一体型本葺瓦ですが、現在この瓦の窯元のメーカーはありません。 形状と寸法が一緒の瓦を差し替えましたが、使う側も責任がありますので、せめて […]

  『平 戸 の 車 窓 か ら』

毎日の通勤途中に見えていた平戸大橋です。 連休に入るため現場を片付けて、島原に帰る前に1枚撮りました。 朝晩の時間帯とはまた違って見え、空の青と橋の赤がとても綺麗でした。

本堂現場作業日誌 『 祝! 完工 』

何とか4月中に完成しました。 来月中旬に、庫裏と本堂の間に20坪位の下屋が出来る予定ですが、それまでは連休をはさんでしばらくゆっくりする予定です。

本堂現場作業日誌(足場解体)

今日から正面の足場が解体に入りました。 朝から屋根の点検と確認、掃除に追われました。 足場がとれたらすっきりしました。

本堂現場作業日誌(向拝編4)

向拝左側袖丸状況、一番深い所は7寸(約21センチ)あります。 着物の袖にたとえて袖丸ですが、まるで振袖みたいな瓦です。 これで完了です、丸一日かかりました・・・。

本堂現場作業日誌(フォークリフト回送)

現場のフォークリフトも要らなくなり、回送してもらいました。 載せる前に、残材をダンプに満載してから積載、先に運んでもらい、 あくる日届いた袖丸を取りに帰り、残材を下ろしてきました。 番犬のチェリー君がお出迎えです。

本堂現場作業日誌(向拝編3)

向拝左右には巴蓋と言う役物が載ります。 直径9寸の通称「スキンヘッド」、簡素な中に獅子とはまた違った独特な趣があります。

本堂現場作業日誌(向拝編2)

素丸から数えて6本目で7寸丸(約21センチ)がほぼそのまま入る落ち方、下の筋を途中まで本葺きでかさ上げしてて助かりました。 この段階で要る本数だけ注文、3日後には着くので左に移動、この部分まで葺いておきました。 しかし、 […]