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『蘇える金狼』   大藪春彦   徳間文庫

ハードボイルドの大御所、大藪春彦の有名な作品です。 20代の一時期、かなりはまって読んだ時期があり、『汚れた英雄』、『野獣死すべし』、『伊達邦彦シリーズ』を読破、この中で出てくる銃器、ナイフ、車、バイクの綿密な描写、暴力 […]

『国家の品格』   藤原正彦   新潮新書

     新潮新書 品格が話題になった頃のベストセラー本です。 この前の池波正太郎さんの本と通じるものがあります。 本の帯に『すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論』とありますが、欲深い煩悩の多い私には、相当道の […]

『男の系譜』   池波正太郎   新潮文庫

     新潮文庫 初めて読んだ池波正太郎さんの本です。 織田信長から始まり、西郷隆盛で終わる著者による人物評とその時代の男の生き方を書いた内容ですが、今と昔の男の男らしさ、生き方、死のありようを考えさせられるエッセイ風 […]

『家 族 力』   山本一力   文春文庫

     文春文庫 同じく、山本一力さんの自伝的エッセイ集です。 高知での幼少時代から東京に引っ越してから新聞販売店に住み込んでの学生生活は多くの場面で共感できました。 私も、中学、高校の数年間、自転車で新聞配達した経験 […]

『深川駕籠』   山本一力   祥伝社

     祥伝社 先述の『あかね空』と同じく山本一力さんの時代小説です。 江戸時代の飛脚を生業としている者同士の意地を賭けた駕篭かき勝負の物語です。 深川の下町の情景描写が上手く描かれた一冊でした。

明善寺本堂現場作業日誌(棟施工編)

いつもの、経の巻の鬼と違って数珠掛海津鬼のため、棟反りを普通に鳥居で作ってしまうと鬼とマッチしないと思い、少し考えました。 4分の1の鳥居を8分の1の位置に替えて他を1つずつ外側にずらしてみました。 今回、初めて破風に千 […]

明善寺本堂現場作業日誌(素葺き編)

今日、7月7日から明善寺本堂にかかりました。 正面、流れの不陸もほとんど無く胴縁の横桟木だけで済みました。 今回は、三州産粘土瓦53判を使い、軒は3,5寸万十、箕甲部は、千枚袖の予定です。 破風の桁行きが短く、流れの真ん […]

『8月8日は屋根の日』太宰府天満宮のやね掃除レポート

今日は、いつも御世話になっている太宰府天満宮の山門と文書館の屋根掃除と点検に行って来ました。 春と秋、年2回行っていますが、春に行ってなかったので、お盆も近いので早朝から、ハシゴとブロアー持って出動です。 門の横に樹齢何 […]

平成20年 浄真寺山門 (長崎県諌早市)

三州産本葺き9寸平使用 大棟経の巻1尺3寸、降り棟1尺2寸、隅棟1尺1寸 山門に鐘を吊った楼門様式の建物でした。 6月から7月の工期で雨に泣かされました。 すぐ近くが海岸で塩害、また高さが高い為、台風による強風の影響を考 […]

現代瓦屋マーケティング考『選択と集中』

3週間ぶりに山口から帰ってきました。 6月と、うって変わり連日の猛暑で7日に現場に入ってからほとんど雨らしい雨は降っていません。 こうなると夕立さえ待ち遠しいくらいです。 久しぶりのブログですから少し真面目に書いてみよう […]

『昭和は遠くになりにけり』テレビ番組編

地元ケーブルテレビ局の番組で昔の家庭の8ミリビデオを紹介する番組のタイトルですが昭和40,50年代のビデオを見ながら自分の子供時代のテレビ番組を思い出しました。 番組と共に連想するのが提供のスポンサー企業のCMです。 先 […]

山口県防府市 『明善寺本堂新築屋根工事着工』

明日から、山口のお寺に入ります。 1月の西岸寺の近くです。1ヶ月ほど前、打ち合わせを済ませて、ルーフィングを張ってそのまま待ってもらっていました。やっと、ひと現場に集中できます。 けさ、車のナビで調べたら距離330キロ、 […]