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平成16年 太宰府天満宮 延寿王院 福岡県太宰府市

この建物は明治維新前、西郷隆盛、坂本龍馬、高杉晋作、伊藤博文らが出入り密談し、維新回天の場にもなったそうです。しのぎ桟両2寸が葺いてあり、文書館と同じく三州窓清産鎬桟瓦を使用、軒は鎌軒、袖は4寸足刻み袖、鬼は上鬼栄製御所 […]

平成16年 西福寺 本堂 熊本県宮原町

熊本の鬼師藤本さんの現場です。淡路昭和窯業産源八でふきました。鬼は藤本鬼瓦の獅子口です。かき幅が足幅の倍あり、普通の経ノ巻に比べて重厚感があり棟反りも反り熨斗で良い線に仕上がりました。

平成15年 太宰府天満宮 文書館 福岡県太宰府市

築100年(明治35年、1902年)の鎬桟両2寸粘土瓦が葺いてあり下屋は銅板ですが創建時は桧皮ふきでした。復元工事の為、古い写真を見ながらの作業になりました。棟は家紋入り棟込丸、青海波仕様に近い積み方と解り、これは去年施 […]

平成14年 旧古市家住宅 (重要文化財) 鹿児島県中種子町

種子島の江戸時代から残る民家の復元工事でした。鹿児島日置産64判鎬桟粘土瓦を土葺きしました。軒は鎌軒、桟山と袖は漆喰仕上げで棟は目地積みで漆喰で紐を作りました。瓦葺きの手間より左官工事の方が手間がかかりました。

平成13年 太宰府天満宮安楽寺 山門 福岡県太宰府市

築100年以上(天保五年)の修復工事です。切妻の三州産9寸平本葺ですが鬼瓦が復元のために三州の上鬼栄さんにお願いして作ってもらいました。鬼の足に梅の花に色をあしらった珍しい鬼でした。中の彫刻も感動物です。

平成13年 快光院 本堂 長崎県島原市

初めての地元での現場です。三州天木産一体型本葺きです。鬼は数珠掛け本鬼面です。初めての瓦で割り付けに苦労しましたがお寺さんには喜ばれて何よりでした。