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『瓦屋さんの経の巻 三巻』

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                           加藤亀太郎著   建築資料研究社

瓦屋さんの間では有名な、東京の名工の自伝です。

20年近く前、勤めていた会社から独立してまだ日も浅い、かけだしの頃、読んで感銘をうけた本です。

著者の仕事にかける思いに触れて、ただただ反省を強いられます。

先日の新聞に、浅草寺の屋根にチタンが葺かれたという記事がありましたが、1度見てみたいと思いました。

瓦屋としては、一体型本葺きで妥協して、チタンでとどめを刺される危険があります。

時代の流れに淘汰されないように危機感を持って事にあたる心構えが必要と言えます。

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                          小林平一著        春秋社

鬼瓦の名工、小林平一氏の本です。

仕事上、施工以外の製造分野の事には疎いので、作る側の人の捉え方がよく解った本です。

趣味とされておられる蝶の標本は圧巻の一言です。

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                         山本清一著           草思社

御存知、奈良の山本清一先生の名著です。

2年程前に、熊本に講演に来られた時に買いました。

講話の中に仕事に対する厳しさと人に対する優しさを感じたことが印象に残っています。

本の裏表紙に書かれてある『瓦ぬ心』に、勇気をもらった気がします。

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