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 本堂現場作業日誌(宮崎編) №3 ~中国4千年に学べ~

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右の青年もコーちゃんの同級生です。

日常会話程度は、単語と身振り手振りのジェスチャーで通じます。

この日、研修生が3人来ましたが、彼らには日本の同世代が忘れた素直さ、純粋さ、貪欲さを感じます。素直な分、覚えるのも速く、言った事は確実にこなしてくれます。目的がはっきりしているため、迷いが無く潜在能力は相当高いと思います。

間違っても「だり~」とか「きち~」とかの弱音は吐きません。

このまま3年間、場数と経験を積んでいくと3年目には住宅の屋根を最初から最後まで葺ける位は上達すると思います。

休憩時間に中国の住宅の様子を訊くと、中国にも日本の戸建風の家にはセメント瓦が葺いてあるそうです。

20年、30年以上前の日本の住宅がそうだった様に、今後は陶器瓦、粘土瓦に移行していくんでしょうか?

そうなると彼等の今の経験が活きてきます。中国は年率8%以上の経済成長を続けているそうですが、ここ数年、飽和状態で厳しさを増す一方の日本の建設業界です。

この状況を打開する選択肢の一つに、中国に海外展開する手があるんじゃないかみたいな事を休み時間に仲間と馬鹿話していました。

それにはまず、言葉の壁がありますが、2年後のコーちゃんの帰国に合わせて、ヘッドハンティングして中国の故郷青島を拠点に営業展開するという壮大なサクセスストーリーに発展したわけですが、肝心のコーちゃんはそんな儚い馬鹿話の内容が解らず、横で笑っていました・・・。