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 『 私の手が語る 』 目次其の四 ~わがギャンブル~

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『賭け事はするもんじゃないという父の戒めを受けていたことも理由の一つであったが、(中略)私にはもっと興味があり、もっと夢中になれるものがあったからである。』

今日も一日中、雨でした。お陰で事務作業がはかどります。

この本は、今日読み終えました。「わがギャンブル」という項が最後の方にありました。

本田宗一郎氏は、生涯ギャンブルはされなかったそうです。仕事自体が長丁場の博打だったと書いてあります。

私は、しない以前にギャンブル運が無いため、最初から手を出しません。

それと、煙草を吸わない為、あのうるさい音楽と煙草の煙で具合が悪くなりそうなのと、長時間じっと台の前に座っている事が性格上、出来ないからです。

今日も朝から雨が降ったり止んだりで、はっきりしない天気でしたが、夕方犬の散歩で通りかかるパチンコ屋さんの広い駐車場は、雨になると開店前から満杯です。

余計な御世話ですが、仕事帰り、気分転換で打つ位なら解りますが、開店から閉店まで座って過ごす事自体、時間が勿体無くてとても出来ません。

晴れたら晴れた日の仕事、雨の日は雨の日の仕事、やらなければいけない仕事は山ほどあります。

よく聞く話に、仕事が無いからパチンコ屋さんに通っているという職人さんがいますが、暇だからといって、パチンコ屋さん通いしていたら、ますます暇になっていくと思います。

じっと待っていても仕事は来てくれません。今まではそれでも良かったんでしょうが、この不景気の世の中、それも地方のまた地方の建設業のマーケットです。そんなに簡単に仕事があるはずがありません。

企業であれ、個人の自営業であれ、営業努力無しの受注は考えられないからです。

仕事だけ真面目にしていれば、向こうから仕事がやってきた時代もあったとは思いますが、現代の斜陽産業と言われて久しい建設業です。

最近思うことは、あまりにも元請けの会社の営業力、企画力に頼りすぎてしまい、最終的な顧客である建築主、一般住宅で言えば御施主さんに対して、プレゼンテーション、プレゼン力が私も含めて下請けさん、職人さんには無さ過ぎると言う事です。

企業であれ、一人親方であれ、それぞれの営業方針、ビジネスモデルがあると思います。

それには何をすればいいかは、それぞれ違うと思いますが、どんな仕事であれ、最終的にはサービスを提供する、サービス業だと思います。私の場合、屋根を葺くサービスの屋根工事業です。

仕事が無いからと大村ボートに通うワケには行きません。(外港まで行けば買えますが・・・。)

と偉そうな事を書いてしまいましたが、半分は単に勝てないから行かない、やらないだけの事なんですが。

最後の欄に書いてあった文章を紹介してこの本の読書感想文を終わりたいと思います。

『勝たねばならぬ仕事に人生を賭けている以上、勝つことの意欲は大切である。

大げさな様だが、一瞬ごとに勝負カンを働かせながら仕事に打ち込む毎日は、まさに壮大なギャンブルの場面のようなものである。』

                   本田宗一郎 『私の手が語る』 より