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『 温 故 知 新 』 ~土曜美術館 根津美術館(港区南青山)~

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今日は土曜日、2日間歩き通しだったので、古寺巡礼は一休みという事で、山の手線で原宿まで来ました。

まず、明治神宮に参拝してから、表参道を歩いて行くと名前だけは聞いた事のある、表参道ヒルズが見えて来ました。確か安藤忠雄さんの設計だったと思いますが、ひたすら長い坂道に沿って続く、ガラス張りの近代的な低層の洒落たビルでした。

それよりも気になったのは、この洗練された町並みのどこで、あの「竹の子族」と「ローラー族」が踊っていたのかです。

約30年前の昔むかしの話です。

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表参道から少し離れた所に、根津美術館があります。

パンフレットによると、2、3年前に新しくなった美術館だそうです。

来て初めて知ったのが、尾形光琳の国宝、燕子花(かきつばた)図屏風は、ここに所蔵してあるそうです。

P1010261.jpgのサムネール画像

何かを見たいというのは無かったんですが、お茶席の知識も少しは必要だろうと思い、来てみました。

社寺建築と対極にあるのが数奇屋建築だと思います。

お茶室の屋根の仕事をする機会がたまにありますが、シンプルな作りの中にも一つひとつの決まり事があるそうです。

木の皮が付いた、角が丸くなったような床柱一本でも、気絶しそうなお値段なんだそうです。

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屋根は、いぶし瓦が葺いてありました。

パンフレットによると設計は、あの有名な隈研吾氏だそうです。

私も一応、島原工業高校建築科卒ですから、御名前ぐらいは、存じ上げています。

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ここが、都心のど真ん中とは思えない、広大な敷地に何棟か点々と茶室が建っていました。

6000坪以上の日本庭園は、マジで迷子になりそうでした。

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実業家、根津嘉一郎が一代で築き上げた私立の美術館だそうですが、それにしても物凄い屋敷です。最近は、上の写真のような屋根も、最近は全然やっていませんが、茶碗同様、焼き物にしか出せない味が、ここには確かに存在しています。