雨の瓦 003.jpg

今日で二日続けて雨模様です。

夕方から山口に移動する予定でしたが、雨のため明日に変更しました。

日曜日は、小学校の運動会でムカデ競争に出場、怪我も無く、首からカメラやビデオを下げた父兄に混じり、子供の晴れ姿を目で追うのに一生懸命でした。

しかし、屋根を撮るのと動く人間を撮るのでは勝手が違い、デジカメでは一瞬遅れてシャッターが開くため諦めて、昼休みに一眼レフのフィルムを買いに走り、事なきを得た次第です。

事務所の窓から見える倉庫の屋根瓦が雨に打たれて黒く光っています。

建って50年、一度も葺き替えられずに赤土と漆喰だけで屋根にきれいに並んでいます。

釘一本打っていないのに。

この雰囲気は粘土瓦だからこそ出てくる味です。

平板が50年経ってもこうは行きません。その前に飽きられて葺き替えられているでしょう。(多分)

見積もりを1件終わらせ、銀行振り込み、パソコンに領収書を入力、ブログを更新して外を眺め、明日の予定を考えています。

台風は13号と同じ進路を辿っています。

稲刈りの季節が終わる頃に、次の現場が始まります。2ヶ月のアウェー戦といったところでしょうか?

現場と現場のはざ間ののんびりした雨の日もたまにはいいもんですネ!

 

 

 

 

大音寺山門 鐘楼 013.jpg

先日の、竜馬巡りの日に近くのお寺の山門と鐘楼の点検に行きました。

工事して2年近くなりますが、またもや、右に立っている大木の枝が延びてきて危ない状態です。

 

大音寺(2008、9月) 010.jpg

枝が延びるのは思ったより早く、屋根を葺く前にかなり思い切って切りましたが、また屋根に覆いかかり出していました。

この状態で強い台風で揺さ振られると、軽そうに見える枝も生木は想像以上に重く、気が気ではありません。

大音寺山門 鐘楼 029.jpg

真下の獅子クンが心なしか、ビクビクしているように見えます。

 

大音寺山門 鐘楼 004.jpg

山門と同時に工事した鐘楼も似た状態です。

隅先から大鬼にかけて割られようものなら、倒れそうな補修費がかかります!

ただただ折れない事を祈るばかりです。恐ろしや、恐ろしや。(汗)

彼岸花2.jpg

人と待ち合わせた道端に咲いていた彼岸花です。

今年も、暑かった夏もようやく終わり、この花を見る季節になりました。

花は季節に敏感ですネ(シミジミ)。

夜、窓を開けて寝ると鈴虫の音色が心地いいですョ。

久しぶりにバイクでツーリングも良さそうですが、運動会シーズンで当分、行けそうもありません。

(バッテリーは大丈夫かいな?)。

明善寺向拝 002.jpg

台風も東に逸れてひと安心、向拝屋根を葺き終わり、もうじき完工です。

正面の老木が今にも倒れ掛かりそうな勢いですが、昔から立っていたわけですから、枝先を最小限大工さんに切ってもらいました。

幹は空洞になっていますが、木の生命力はなんとも凄いですね!

 

明善寺向拝瓦裏書き.jpg

住職に書いていただいた瓦を向拝に納めさせていただきました。

 

 

風頭公園.jpg

長崎市の山の上に立つ坂本竜馬の銅像です。

なぜ、ここに建っているかといえば、この近くに亀山社中という竜馬が設立した日本で最初の会社跡があるからです。

 

 

亀山社中 003.jpg

この道を下って行くと寺町の通りに出ます。

明治維新の頃、竜馬がこの坂を上り下がりしたかと思うと、また違った見方が出来ますネ。

 

竜馬がゆく碑.jpg

だいぶ前に読んだ記憶がありますが、風頭公園から見える長崎港の風景に明治維新の夢を重ね合わせて眺めていたんでしょうか?。

 

車検場 004.jpg

今日は、長崎市内の営業のついでに今月末で切れる車検の更新に行って来ました。

4ナンバーの宿命1年車検ですが、店のトラック3台と乗用車1台、家族の軽2台の年間維持費を合計したら倒れそうな金額になります。

この制度、早く規制緩和で無くしてもらいたいものです。

車検場 001.jpg

いつもの通り、外装、保安部品、車台番号、排気濃度測定、ブレーキ、スピードメーター、ライト光軸、下廻りと検査官から厳しくチェックされます。冷や冷やモノデス(汗)。

車検場 002.jpg

今回は、めずらしく再検査無しで1回でパスしました!パチパチパチ!!。

車検場 005.jpg

新しい車検証をもらって、しばし原価計算。

自賠責保険 12,250円。

重量税    31,500円。

申請用紙    1,300円。

印紙代        400円。 合計45,450円也。

毎年、この金額がフロントガラスに貼る青いシールのためにかかります。(多分、日本一高価なシールでしょうネ)。

業者に全部任せれば手間いらずで気楽ですが、2年間で6台、計9回ユーザー車検で25~30万円のコスト削減です。

店で1番の働き者ですので、帰りにオートバックスで一番高い化学合成オイルを入れてやりたい甍2号の突撃車検レポートでした。(ついでに洗車も)。

 

 

 

 

 

 

 

蟹工船.jpg 新潮文庫

極寒のオホーツク海で操業する蟹工船で、過酷な労働に就く若者を描いた物語です。

最近の新聞記事の紹介で知った本です。

今の労働環境を象徴する言葉に『ワーキングプア』、『ニート』といった言葉を聞きますが、戦前に書かれた本の内容が、今の日本の現状に酷似しています。

話し替わって、私の店では繁忙時に人材派遣を利用します。

上は60歳過ぎの方から下は18歳の若者まで様々ですが、中には日雇いには勿体無いような器用な人材もおりますが、いかんせん本人にやる気が無いとどうにもなりません。

まっさらな二十歳前後の若者を屋根の上で即戦力に育てるには、雇う方も雇われる方も、相当な時間と我慢が要求されます。なにしろ、親に怒られる事も、叩かれる事もあまり無い世代ですから。

生きていく上で避けて通れないのが仕事ですが、自分の思い描く理想と、目の前の現実の距離は、努力次第で近つけていけると思います。

25年前の、父に弟子入りした当時の自分を、懐かしく思いだした秋の1冊です。

 

 

 

 

明善寺下屋.jpg

本堂下屋の屋根工事が、片側終了しました。

もう片方に移り、向拝屋根が大工さん待ち状態です。台風13号の影響で今週の天気次第では屋根仕舞いが遅れる可能性が出てきました。

 

ぽにょ3.jpg

花より男子.jpg

8月31日(日)、夏休み最後の日、子供3人と嫁さん連れて久しぶりに映画を観てきました。

事の発端は、小6の長女の夏休みの宿題の読書感想文が間に合いそうもない状態だったので、ハッパかけるつもりで言った一言で状況は一変、半分以上読んでいない本を、ものすごい勢いで読み終え、その日の内に書き上げてしまいました。

約束通り、朝8時前から家を出て、長崎駅前のユナイテッドシネマまで行った次第です。

10時から、子供3人と『崖の上のポニョ』、4時から、小6の長女と『花より男子ファイナル』を鑑賞。

アニメを映画館で観るのは初めてでしたが、正直、今のアニメは凄すぎます。

画像の完成度から音響、環境問題を子供向けに設定した上で2時間近く子供を飽きさせないところはさすがスタジオジブリの成せる技でしょう。

2本目の『花より男子ファイナル』は、下の小1の長男と5歳の次女には早すぎるので、嫁さんと買い物コースに合流です。

これはこれで、良く出来た映画で、寝る間もなく最後まで見とどけました。

家ではほとんどドラマは見ませんが、娘がはまって見るのもうなずけます。

来年は、親子で嵐のコンサートでも観に行きたいと思いました。

 

明善寺本堂(棟施工) 001.jpg

隅棟完了。しつこいですが、やっぱり鳥衾が欲しいですネ。

 

明善寺本堂(棟施工) 007.jpg

ひさびさの妻降棟です。

 

明善寺本堂(棟施工) 008.jpg

後は、向拝屋根仕舞い待ちです。

その間、下屋根の隅棟まで終わらせたいと思います。