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何とか4月中に完成しました。

来月中旬に、庫裏と本堂の間に20坪位の下屋が出来る予定ですが、それまでは連休をはさんでしばらくゆっくりする予定です。

 

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今日から正面の足場が解体に入りました。

朝から屋根の点検と確認、掃除に追われました。

 

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足場がとれたらすっきりしました。

 

 

 

 

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瓦屋さん的にはもう少し下げて架けてもらえたら嬉しかったんですが・・・。

 

 

 

 

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向拝右側袖丸完了、これで全て終了です。

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向拝左側袖丸状況、一番深い所は7寸(約21センチ)あります。

着物の袖にたとえて袖丸ですが、まるで振袖みたいな瓦です。

 

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これで完了です、丸一日かかりました・・・。

 

 

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現場のフォークリフトも要らなくなり、回送してもらいました。

載せる前に、残材をダンプに満載してから積載、先に運んでもらい、

あくる日届いた袖丸を取りに帰り、残材を下ろしてきました。

番犬のチェリー君がお出迎えです。

 

 

 

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向拝左右には巴蓋と言う役物が載ります。

 

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直径9寸の通称「スキンヘッド」、簡素な中に獅子とはまた違った独特な趣があります。

 

 

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素丸から数えて6本目で7寸丸(約21センチ)がほぼそのまま入る落ち方、下の筋を途中まで本葺きでかさ上げしてて助かりました。

この段階で要る本数だけ注文、3日後には着くので左に移動、この部分まで葺いておきました。

しかし、欲を言えばこの一体型に合う流れ寸法の丸は無いんでしょうか?、横足が合いません。

 

 

 

 

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通常、地葺き後に葺いてしまう部分ですが、いつもどんぶり勘定で過剰在庫になってしまうここに納まる、袖丸と言う瓦。

今回は、箕の甲を葺いた後に足らない分だけ注文する事にしましたが、結局箕の甲部には素丸で納まったので必要ありませんでした。

その後にかかる予定でしたが、手間のかかる事は後回しにする癖があるため、最後の仕事にして、最後の見せ場の仕事になりました。

 

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やっと完成といった感じの写真ですが、あともう1ヶ所、重要にしてかなり手の要る仕事が残っていました。

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あと1段で雨切熨斗は終わりです。

一見、簡単そうで手間のかかるのがこの部分、正面より横の方が下からも良く見えます。

 

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片側完了、掃除と養生テープはがしは若手に任せて、反対側に移動です。

 

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瓦置き場の隅に植えたヒトツバタゴの花が今満開で綺麗です。

別名「なんじゃもんじゃ」、ネットで調べると、中国原産のモクセイ科の落葉樹で、日本では対馬北端、岐阜県木曽川周辺、愛知県の一部にしか自生していないそうです。

桜も葉桜になり、つつじが見頃になってきましたが、夕方犬の散歩に出かける前に目に入り1枚撮って帰りました。

桜のような華やかさはありませんが、清らかな凛とした雰囲気のある花です。

10年近く前に対馬の厳原という港のある町にお寺の仕事で半年間行っていたことがありますが、今も対馬特産のイカの一夜干しを時々送っていただきます。

この花を見るたびに思い出す現場です。

 

 

 

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ここだけは日光が当たらないため、なかなか固まりません。

両側1段目を終わって今日は早じまい、昼から組合の会議のため諫早市内まで2時間かけて行ってきました。

 

 

 

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熨斗3段入る予定ですが、1段目の高さ、幅を正確に施工しないと3段目でえらい事になります。

 

 

 

 

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今日から雨切熨斗にはいりました。

あらかじめ面戸瓦を、漆喰とコーキングで固めておきます。

ちなみに大棟に続き、面戸瓦は熨斗半分削り出し仕様(使用)です。

加工するスピードがだんだん速くなり、吉田君も熟練の域に達してきました。

 

 

 

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今日で4本目の隅棟がやっと完了、当初の予定段数と鬼の位置、捨熨斗の位置を変更してみましたが、自分なりに納得いく隅棟になりました。

明日は、雨切熨斗にかかります。

 

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隅棟3本目施工。

天気も良く、乾きが早いのではかどります。

 

 

 

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そんな釣りの車内にケイタイの着信音、Z1〇〇君の文字、午後からのぶらりツーリングのお誘い、二つ返事でOK、昼のサイレンと共に竿をしまい、引き上げました。

 

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モリワキさんとヨシムラさんの饗宴、競演、叫煙、狂宴・・・。

上が通称モリワキ「モナカ管」サイレンサーの中は粒あんが入って、、、いません。下がヨシムラ機械曲げ直管、鉄パイプから吐き出される音とは思えない神々しい排気音が出ます。

二人とも妻子持ちの中年オヤジライダーです。45歳にもなってこんな事をしてて良いんでしょうか?

 

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4月から仁田峠の有料道路が無料になったそうで、久しぶりに通りました。

天気も良く平成新山も綺麗に見えました。

 

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駐車場は、ハーレー、Harley, はーれー。

ナンバーは久留米ナンバーで、全車ETC付きでした。1日走れば相当な数すれ違います。

二人で愛野の名物「じゃがチャン」を食べながら、「やっぱ50代になったらハーレーやろか?」みたいな事を話しながら、遠くから眺めて見ていたら一人のオーナーの方からカメラマンを御願いされました・・・。

 

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俳壇

 

特選

歳 四十路 三つ子の魂 百までも

 

仁田峠 吠える直管 こだまする

(評) 春の雲仙に2台の集合管が奏でるエキゾーストノートがこだまする情景が目に浮かぶ様な一句ですネ。

 

お土産は 無事故でいいの おとーサン (春の交通安全週間賞)

 

 

 

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今日は日曜日、長男と釣りに行きました。

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仕掛けに餌を付けてやり、竿とリールの扱いを教えて車の中で見ていました。

しかし、仕掛けが悪いのか餌が悪いのか、なかなか引っかかりません・・・。

2時間近く経過、かなり飽きてきたようです。

「引っ張られたら言わにゃんど~!」

 

 

 

 

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 2008年6月30日のアーカイブ

 

先日、ブログの資料を整理していたらライブの半券が色々出てきたので、捨てるのももったいないので、忘れかけた記憶と共に紹介します。

島原の40代の皆様、憶えていらっしゃるでしょうか?、今を遡ること昭和56年、島原文化会館に松田聖子が来たことを。

今思えばあの当時、今では考えられないような歌手がこの前後島原に来ていたのであります。

当時は、島原の街も活気があったんでしょうか?。

出て来ては消えていくアイドルでありながら今まで歌い続けてきたキャリアと情熱は、女性ファンに圧倒的に支持される所以でしょう。

話は替わりますが、2,3日前、NHKのBSで昔のレッツゴーヤングを放送していたので見ていたら河合奈保子が出ていました。そばで娘が、『この人誰?』という顔をしていましたが・・・・・。

 

 

 

 

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裏面2本目の隅棟完了。

熨斗半分の違いですが、一の鬼と二の鬼の位置と棟の長さの比は見た目の印象がかなり影響します。

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漆喰を仕上げ塗りして養生テープをはがします。

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来週は、表の隅棟2本と雨切熨斗にかかります。

 

 

 

 

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1本目終了、朝から夕方まで通常1日やり切り仕事です。

その日のうちに完了しないと漆喰が固まり、修整、手直ししにくくなります。

 

 

 

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棟の長さに対して鬼厚が少し大きく、長い方の棟が窮屈なため、二ノ鬼を通常の位置から熨斗半分前に立てました。

 

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一ノ鬼も少し前に立て、捨て熨斗(くさび状の熨斗)も少し前に詰めました。

 

 

 

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今日から隅棟の台熨斗にかかりました。

枚数で17枚位の長さですが、この棟が屋根全体で一番の難所にしてここ一番勝負な部分です。

 

 

 

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「人生の扉」    竹内まりや

 

春がまた来るたび ひとつ年を重ね 目に映る景色も少しずつ変わるよ

陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く 気がつけば五十路を超えた私がいる

信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら どんな小さいことも

覚えていたいと心が言ったよ

ひとつひとつ人生の扉を開けては 感じるその重さ

(中略)

君のデニムの青が褪せてゆくほど味わい増すように

長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ

               アルバム「エクスプレッションズ」より

 

 

 

 

090406 02.jpg 長照寺山門

新聞記事の下面は、波佐見焼の轆轤(ろくろ)成型技術保持者の方が、無形文化財で指定された記事ですが、記事を読むと陶磁器の世界も景気の浮き沈みがかなり影響するそうで、日常食器を機械化して大量生産した結果、供給過剰で大変な業界になってしまったとのこと。

瓦業界も状況は似たようなものですが、この方が言われる様に生涯一職人であり続けることを幸せな事と思わないといけません。

 

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平成7年は、阪神淡路大震災の年だったと思いますが、思うところあってちょうど今の季節、淡路島にある瓦の職業訓練校に1年間勉強し直しに行った経験がありますが、その学校の校長先生が先述の長崎の宮大工さんと親交のあった京都の師匠だったわけです。

物を習うにはだいぶ遅いスタートでしたが、1年間若い生徒と一緒に修業させてもらい、貴重な一年になりました。

あれから14年くらいなりますが、今思うに人の縁で助けられ、育てられ、まさに一期一会、回りの力でここまでなんとかやってこれた気がします。

 

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某大手TSUTAYAに久しぶりにCDを借りに行ってきました。

仕事上、翌日返却は無理なので新譜は借りずに、旧作5枚で1000円にしました。

1、竹内まりや「デニム」2枚組 2、同「エクスプレッションズ」3枚組 3、山下達郎「トレジャーズ」4、ゴールデンカップス「コンプリートベスト」5、モップス「2001ミレニアムベスト」、以上で1000円。

CDが売れないワケがここにあるわけですが、借りる方は助かります・・・。

                                       次号に続く

090404 01.jpgのサムネール画像 長崎新聞より

地元長崎の4月4日付「長崎新聞」朝刊に載っていた記事に目が留まりました。

長崎市寺町の禅寺皓台寺の山門、仁王門、大仏殿が県指定文化財に指定された記事です。

記事によると、山門は1837年建立の建築、仁王門は1680年の建築、大仏殿は、1768年の建築で、仁王門は県内の社寺の門としては最古だそうです。

この門は、個人的にも特別な思い出のある門です。

このお寺の隣のお寺、長照寺の山門が平成10年に建て替わり、その門の屋根工事の時、解らない事があった時は、休憩時間に見に行っていました。屋根瓦は全て京都の有名な老舗の施工によるものです。

ここ皓台寺と隣の長照寺の出入りの宮大工さんと、私がある時期御世話になったその京都の師匠との仕事でしたが、まだ見習いだった私に、若い内弟子の職人さんを付けてもらい葺かせてもらった現場でした。

試行錯誤、悪戦苦闘してなんとか仕上げた切妻の山門ですが、今思えばこの仕事が後に続く大きな足掛かりになりました。

 

090404 01.jpg 皓台寺山門

090404 02.jpg 皓台寺大仏殿

090404 03 皓台寺仁王門

禅宗のお寺ですから、雲水さんが何人も修行されています。

この隣のお寺が大音寺で、山門、鐘楼は2年前に仕事させていただきました。

トップページの写真がその山門です。

 

                   次号に続く

 

 

 

 

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夜のギター講座に心強い講師が加わりました。

毎週木曜日の22時から放送の「趣味悠々」、今週から石川鷹彦さんを講師にフォークギター再入門が始まりました。

再入門ということですから、若い方じゃなく中年のフォーク世代に特化した番組で、まるで自分がフォークギターを引っ張り出すことを見越していたかのようなこの企画、NHK恐るべしであります。

第1回目の今週、簡単なチューニングの説明から始まり、コード練習からと思いきや、今度は、吉田拓郎の「旅の宿」を弾いてみようといきなりスタート、最初から遅れをとってしまいました。

来週は、アリスの「冬の稲妻」が課題曲という無茶ブリ、最後まで連いていけるか心配になりました。

来週の木曜日まで付属のDVDで復習して、落ちこぼれないようにしたいと思います。

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今日から隅棟にかかりました。

隅鬼を立て、面戸瓦を加工コーキング接着、文字どうり面倒くさい事この上ない瓦ですが、下から良く見える所ですから、手間かけて付けていきます。

 

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この写真は、以前工事した別の現場ですが、参考に載せてみました。

 

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鬼の大きさも同じ位なので、これ位の段数になる予定です。

 

 

 

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妻側地葺きは若手に任せて、降り鬼をもう1回塗りました。

鬼の下端が、1センチ位沈んでいますが、ここに食い込ませて棟のずり下がりを防ぎます。

 

090401 02.jpgのサムネール画像

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ここまで来ると後はもう見えてきました。

明日からは隅棟にかかります。