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今月から着工した、平戸市にある平戸城の虎口門です。

屋根瓦は40年ほど前に、城島産本葺き瓦で葺かれています。

 

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軒巴には松浦藩の家紋が入っています。

 

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新しく葺く瓦は、三州産9寸幅本葺き瓦です。

 

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素丸の葺き土は、赤土に白漆喰を上塗りしてありました。

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野地板は杉の4分板ですが、40年前の屋根にしては腐食も無く良い状態です。

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野地の不陸と地反りは横桟の重ね打ちでの修正です。

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今日から熊本市内の山門葺き替え工事です。

 

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葺き替える瓦は、奈良県の瓦センター産一体型本葺き「飛鳥2号」です。

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軒巴と掛巴は金鎖ビス仕様で、軽量化のため空葺きです。

 

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甍巴に熨斗10段積みと亀衾仕様です。

 

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築約300年の山門だそうです。

熊本地震により傾き、今回の改修工事になりました。

地震から3年が経過しましたが、被災したままの屋根も市内には残っているみたいです。

この経験を施工法や耐震軽量化に活かしていきたいと思います。