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鯱の取り外しは困難と思いきや、意外と簡単に外れました。

 

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中で支えていたのは、この鉄の棒でした。

 

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棟木に打ち込んだこの支持棒、錆だらけでしたが結構効いていました。

 

 

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鬼瓦に比べて意外と風化しておらず、まだまだ使えそうです。

口を開けたのと閉じたので雄雌1セットです。

 

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今月に入り、3件目のお寺の仕事です。

今月は4つの台風に振り回され、全ての工事が延び々となりました。

台風一過の週末からこの先1週間の天気予報は雨マークも無く、怒涛の仕事モードになりました。

 

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千鳥破風に和型の唐破風、大棟には鯱鉾がのっています。

 

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唐破風は、龍の鬼瓦が鎮座していました。

50年前の鬼瓦ですが、昔の鬼瓦は彫りが深くて、とても重厚感があります。

これは二度焼きで再使用の予定です。

 

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大鬼は約三尺(約90センチ)、鯱は4、2尺(1,3m)の高さがあります。

 

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 野地板は化粧板以上に温度湿度の影響を受けるため、出来るだけ赤みの多い杉板を使うようにしています。

 

 

 

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毎週のように来襲する台風のため、延期になっていた長崎の平戸の本堂が、やっと今日終わりました。

躯体がRCのため、素丸にアンカーボルトを打ち込んで、寸切ステンボルトとホルマル銅線で補強しました。

 

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台熨斗が割熨斗だったため7分熨斗で積み直し、その他は再使用しました。

 

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来週は台風27号が接近します。あと3つ発生すると30号、今年の台風の多さには泣かされます。

 

 

 

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今日から木工事です。

養生対策のため、作業する部分の野垂木を切断して屋根を開けました。

 

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軒先をジャッキアップして桔木を締め直し、軒の通りを修正します。

 

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台風一過、昨日はシート養生に終始しました。

心配した強風も、幸い大した影響も無く、今日から野地板解体です。

 

 

 

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片方の鬼瓦は、完全なまま残っていたので、慎重に解体して地上に下ろしました。

 

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今日で解体4日目、葺き土と杉皮に手こずりながらも、夕方までに無事完了いたしました。