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中国で売れ続けていると言う、キョーセラ会長稲盛和夫さんの本です。

定価の半額850円でしたが、中身の濃いぃ自己啓発本でした。11年前の本ですが、創業社長故の経営手腕でもって、その後の日本航空の再建を託された期待にも頷けます。

 

 

 

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鐘楼の屋根仕舞いが終わりました。

腐食した垂木と野地板を取り替え、耐振補強のため、棟木を新たに設置しました。

 

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使用する瓦は、三州産本葺きの8寸判です。

ここ数年、本葺きを葺く機会は皆無で、久しぶりの横桟木の近さに、働き寸法を間違えた様な錯覚を覚えます。

 

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神戸三宮の古本屋で、たまたま手にとって買った文庫本です。

たしか、数年前に映画化されたと思いますが、久しぶりに上下巻一気に読み終えた作品でした。

 

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これも前回と同じ作者の、105円のお買い得単行本です。

作者の自伝的エッセー本です。

 

 

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今週から鐘楼の葺き替え工事です。

和型の粘土瓦が葺いてありますが、隅部が雨漏りしていました。

 

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剥いでしまうと、ご覧のような状態でしrた。

 

 

 

 

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本日をもって、7月から着工した御堂が終了しました。

8月の天候不順で作業が遅れてしまいましたが、なんとか無事に完成させる事が出来ました。

梅雨入りから猛暑、台風シーズンと、1年で一番厳しい時期の工事期間でしたが、これで一段落です。

 

 

 

 

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降り棟も完了、後は谷瓦を切って巴蓋を立てると全て終了です。

こうやって写真で改めて見ても、かなりの高低差です。苦労した分、感慨もひとしおです。

 

 

 

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2度焼きした古鬼を加工し直して、無事に立てる事が出来ました。

切断機で切ると、煉瓦みたいにザクザク切れて、長年の傷みもあちこちありますが、古いが故の貫禄と重厚さが感じられます。

 

 

 

 

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唐破風の袖丸が2筋で何とか葺き終わり、ご覧の通りの姿に生まれ変わりました。

しかし、この落ち加減には難儀させられました。

 

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明日はいよいよ鬼を立てます。

内側に鬼を立てるので、足元の勾配が若干違ってくるため、加工が必要になります。

 

 

 

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今週は千鳥破風と同じく、正面の唐破風に取り掛かりました。

この部分が終わると、この現場も全て終了となります。

 

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この屋根仕舞いを最初に見た時、正直なところ銅板屋根に棟だけ瓦に変更出来ないかと思った程考えさせられる、いびつな形状でした。

 

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試行錯誤しながら掛け唐草を付け始めました。

 

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葺き替え前の既存の屋根は、和型の4枚掛けでしたが、葺く手間を考えると、こっちの方が難しいと思います。

 

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落ち方が急すぎるため、袖丸2列で鬼瓦を引っ込める事にしました。

 

 

 

 

 

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佐賀の御堂の向拝屋根が出来ました。

本体と独立した下屋屋根なので、割り付けは問題ありません。

 

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巴蓋は、獅子を立てました。

あらかじめ、巴部分を加工してあるので、据え付けは楽です。

 

 

 

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御堂正面の千鳥破風が終わりました。

台風18号の影響が気になります。天気予報では、明日明後日は雨マークです。

台風養生して今日は早仕舞いです。